世界バレエフェスティバル

3年に一度のバレエの祭典があります。それは『世界バレエフェスティバル』といいます。世界各国のバレエ団で活躍する主役レベルのダンサーだけが立つことのできる舞台。
上野で行われて今年で14回目だそうで。42年続いてるってすごい…。と、感心しております。


わたしは12年前に一度観たことがあります。
当時のバレエ教室の先生がミーハーでして、公演後、一緒に出待ちして、当時好きだったダンサーにわたしもサイン書いてもらいました。ダンサーを出待ちしたのはこれが最初で最後です。

舞台の上ではなく、目の前に現れた「素」のダンサーがステキすぎて、わたしの頭の中には、せっかく観た舞台の記憶は残らずに、素のダンサーに会えたっていう記憶だけが鮮明に残りました。

12年経った今も、その当時踊っていたダンサーがまだまだ現役で踊っていたりして、熟練されているテクニックや表現力に、ただただ感心し、感動し、しあわせな時間を過ごして参りました。

今回は、一緒に行く方にチケットを取ってもらったのですが、なんと4列目のど真ん中!っていうチケットを取ってくれて、生のオーケストラの音もさながら、ダンサーの呼吸が、すぐそこから聴こえてきまして…これは、かなりレアな体験でした。

呼吸ってやっぱりすごいなぁと、感心しながら、あまりに感動して、途中で泣いてしまう演目もありました。生はやっぱりいいですね。すばらしいです。


最終日だったので、カーテンコールの時に、ダンサーが舞台上から客席に向かって手ぬぐいを投げるっていうサービス付き☆一緒に行った方が“そういうの当たっちゃう人”らしく、見事手ぬぐいをわたしの分までキャッチしてくれて、プレゼントしてくれました。

ふざけた柄がなんとも笑えました。




あーあんな風に全身全霊でわたしもおどりたいなーと思ったのですが。いやいや、踊れなくても、とにかく全身全霊で生きていきたいなと、わたしも何かに向かって、とにかく信頼して、進み続けていきたいと、そう、心の奥底から突き上げてくる情熱を感じた次第です。

3年後がたのしみでなりません。
3年後の自分はどうなってるかも、たのしみです。