STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

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導き手

高校生の時に通っていたバレエ教室のアシスタントをやらないかというお話をいただいて、特にこれといった資格もないままにこどもたちから『先生』とよばれる日々を送ることになってから、早20年以上が経とうとしています。

さすがにそんだけ長いこと『先生』と呼んでいただくと、自分でも慣れるものではありますが、特に大人の方を相手にレッスンを受け持つようになってから、よくわたしなんぞを『先生』と呼んで慕ってくれるなと、おもう次第であります。

しっかりバレエの勉強をやりきった訳でもなく、深すぎるからだとこころの仕組みをただただ日々探求しているオタクなわたしのレッスンを、楽しんで、受け入れて、通っていただけていることは、本当にありがたいことです。感謝です。


一応『先生』という立場で、言ってしまえば上から目線で日々人様にもの申している訳ですが、昔は先生らしくしなくっちゃとか、出来て当然なんだからと気張ってばかりいたようにおもいます。
でも、継続は力なりで、さすがに最近昔より貫禄でてきて、何を言われても動じなくなり、どんな方が来てもあまり態度が変わらなくなり、自分のやりたいことを貫く強さがでてきたなとおもいます。

毎回毎回、常識とちょっとずれているようなからだの使い方をお伝えしては楽しんでいるわたしではありますが、毎度行っているレッスンの内容がよかったかどうか、合っていたかどうかは、1年後とか2年後にしかわからなかったりします。

でも、ちゃんと未来に答えが待っているといいますか、答え合わせ出来た時のよろこびが半端ないものですんで、毎レッスンごとに自分の中心をとって、肚を据えて、全身全霊で望んでいます。


そんなこんなで、レッスン中も上から目線でいろんなこと勝手に申してますが、何かが伝わって、どこかに導いていけているなら、うれしいなと、思ったりしているこの頃です。