教えるということの醍醐味とかそういうもの。

「教師」という枠に入るお仕事に携わるようになってもうすぐ20年くらい経ってしまいます。

ほかの分野でもそうかもしれませんが、バレエのアシスタントや、小さなお教室の講師というのは、世の中に肩書きとして通用する「資格」はなくても「先生」と呼ばれてしまいます。

わたしもその一人でして、バレエの先生として、世の中的に通用する資格をとろうかなと、途中までちゃんと勉強したりもしましたが、結局それは辞めて、独自の道を進んでしまいました。
だから資格はもっていません。でも先生と呼ばれて20年くらい経過します。

これから教師になろうと、勉強をしている人に「資格ももっていないのに、なんで先生と呼ばれる訳?」と、聞かれたこともあります。
正直なところ、資格があるなしで、先生と呼ばれるかどうかってのは、今も昔もわかりません。

ただ、先生としてどうあるべきかを常々考えてきたことは事実としてあります。
年上の方々が、年下の小娘だったわたしなんぞを「先生」と慕って、熱心にレッスンに来てくれて、がんばって励んでいるっていう事実を感じて、ほんとにありがたいな〜。と、そう思って日々がんばる。の繰り返しでここまできました。

今から未来に向かって、たぶん先生の資格なんてとらないと思うので、今まで同様、自分で考えて、どう在ればいいのかなって、いつも自分を見つめるだけだとおもいます。


で、そんな感じで、良いか悪いか分からないけど、その時ベストを尽くしていろんなことを伝えさせていただいてきて、このところ、色々と先生業、講師業としてのよろこびというか、醍醐味というか、そういう体験をたくさんさせていただいます。


成長するには時間がかかります。特に大人は。
こどもの成長は目をみはるくらい速いけど、大人は時間かかるんですね。
でも、着実に確実に変化して、成長して、いろんなものを脱ぎ捨てて、そして、本来の自分を輝かせる決意とともに行動していること。

あーすばらしーなんてすばらしいことでしょう。
涙でます。感動します。

そんな輝くことに、少しでもエッセンスを加えられたなら、なにか手伝えたなら、こんな嬉しいことありません。

で、最終的に、わたしが元気をもらう。っていう還元が待ってます。
ほんとにエネルギーもらえます。

ありがたいです。うれしいです。またがんばろうって本気でおもいます。

だから、またがんばります。