数を数えるということ

自分の毎日のからだのエクササイズをする時に数を数えることが多いのですが、数を数えるってとても大事なんだなーと、最近おもいます。

数年前からオススメしている腕ふりふり体操も、100を10回数えて全部で1000回やるといいんですよーとか、伝えたりしてます。


どこで読んだか忘れましたが、数を数えながら動くことは「動的な瞑想」なんだそうです。
坐禅をして、静かに数を数えるという瞑想方法がありますが、邪念を払うというか、【今、この時】に在るということですね。

それと同じように、1から順番に、ただただ数を数えて、同じ動きをしていくということです。
動いているけど、瞑想状態と同じことが起こるということです。

確かに、なんか考え事をしていると、途中で数がわからなくなります。
何回だっけか?と思考が働きます。
ちゃんと数を数えていると、からだが途中でフッと動きやすくなったりします。
知らないからだの動きが出てきたりします。

何か目的を持って動かすというよりも、
数を数えてそれに没頭する方が、
なんというか、効果があるというと語弊がありますが、
続けていくことの大切さに気づくようにおもいます。


色々頭でっかちに、お伝えしていることもあると思いますが
ただただその動きに忠実に在るということの大切さを
数を数えるという行為を繰り返すことで
知った気がします。