アルケミストみたいだ

18歳くらいの時だったか「アルケミスト」という小説を読みました。

自分的におもしろかったので、

その後も同じ作者のパウロ・コエーリョさんの本を買って読んだりしていました。

一時期は、原文に近い状態で読みたいなとか思って、

英文だけの本を買って読んでみましたが、

日本語の訳の正解を知らないので内容をちゃんと理解しているんだかどうだか。

 

最近、しまいこんでいたバレエの解剖学の本を久しぶりに引っ張り出して

なんとなく気になったページを開いてみました。

ちょうど18歳くらいだった頃に読んで勉強した本でした。

 

それから20年かけて自分の中で導いた「からだの仕組み」が

その本に、フツーに文字として既に書かれていました。

わたしの20年かけて学んだことが

たった一行にまとめて記してありました。

 

多分、その文章を当時も読んだとは思いますが、

理解が及ばなかったのでしょう。

しゃあない。

今わかることだったんだ。

ここまでの道のりで沢山学びがあったからいいんだ。

と、思ったら

 

なんかこれ、アルケミストみたいだなって思いました。

 

人間は「自分で理解すること」がとても大事です。

誰かに教えこまれたからって本当の理解とはちがう。

自分で得た答えへの確信は、

人からサラッと伝え聞いたものとは比べ物にならない強さを持ちます。

 

この20年で沢山失敗して研究したから

人に伝える自信もついたんだと思います。

 

こんなご時世なので

わたしにしかできないことを

やろうかと、準備しております。

 

アルケミストのように

一周まわって還ってきたから

きっとやり遂げられるでしょう。

 

楽しむぞ、自分!