美しいと思えるってしあわせなことです。
子供の頃に知り合いのバレエの発表会に連れて行ってもらって「あれをやりたい」と言ったらしいので(残念ながら全然覚えていないですが)
その頃から西洋のバレエのキラキラしたエネルギーが好きだったんだろうと思うんですが、
外国のものであれば全部好きかといえばもちろんそうじゃないし、
バレエというジャンル全てが好きかというとそうでもないんですよね(自分でも困るけど)。
日本の静かな美というのも良いけれど
わたしは西洋のゴテゴテした教会やお城の方がテンションが上がります。
自分が好きな教会やお城の映像を見ているだけで、元気になります。
さすがバレエに興味持っただけあるなと思うんですが。
しかしながら、人間の美しさというのは「からだの形」から放たれるものではないんだと思います。
テクニックだけが上手なバレエダンサーよりも
こころのこもった素人おばちゃんダンサーにグッときたりしますんで。
最近ではアスリートのからだが滑らかに動くようになった姿をみて「美しいわー」と思いました。
サッカーでも水泳でもランニングでももともと「速い」とか「1位の人」とかに興味がなくて
動きが滑らかだなーとか、見ていてグッとくる動きの人とかがいいなーと思うので
少し前に、那須川天心さんの膝のバネに感動してしまいました(しかもバラエティ番組内での動き)。
ボクシングとか闘う系のジャンルのスポーツはあまり見ないので知らなかったんですが、強いはずだわーと思いました。
あと、今更初代タイガーマスクさんの動きを生で観てみたい(不可能ですが)と思います。
最近見ていませんが、ジャッキーチェンの動きを無音で見ながらなんかいんだよなーと思ったりしてましたね。
バレエダンサーでいうとミハイル・バリシ二コフさんがエネルギー的に大好きなトップ3に入ります。
見た目とかはもっと王子系のダンサーがいっぱいいますが、踊らせたらみんな魅了されると思います。
ほんとエネルギーが素晴らしい。テクニックも美しく、なお心が美しい。
同じ時代に生きていられることが嬉しいと思う人です。
最近は、自分の動画を毎週撮影しながら、もっと美しくなりたいなーとしみじみ思います。
こういう感情が湧いてきたのはすごく嬉しいものです。
美しいと感じる心があることも嬉しいし、
美しくなりたいなと思える心があることも嬉しい。
そして、レッスンを通してみんなで美しくなれるというこの状況も嬉しい。
ありがたいです。