「ください」

人の人生は、みんな違って本当におもしろいなと思います。

自分が通ってきた道で、感じたアレコレは、みんなも感じているもんだと、勝手に思い込んで生きているんだなぁと思います。

 

高校の時に出会ったお友達に、自分が大人になってできるようになった話をしたら、みんなに「そんなの大人になる前から普通にやってるよ」と言われたりとか、

子供って、親の顔色が変わるのを察してしまい、遠慮して生きてくるもんジャンと言ったら「子供の時は本当にのほほんと暮らしてたからわからないなー」と言われたりとかして、

 

あらら、自分はみんなとおんなじじゃないし、みんなも自分とおんなじじゃないんだ。

と、日々、気がつくという感じです。

 

わたしはのほほんと暮らせたのは、表面上の記憶のない3歳くらいまでだと思います。

そこから先は、ずーーーっと人に気を遣って生きてきてしまったので、なかなか、勝手に苦しかったなと振り返るんですが、この「小さい頃に辛かった」って、抜けないもんだなと、それにも日々驚いております。

 

もう、いいのに。

と、思うんだけど、深く深く勝手に気づきが増えて、また堀り下がってしまう。

そうすると、自分にまた驚く。という繰り返しで、

抜けるとかいうもんじゃないんだなと最近は認識しなおして、暮らしております。

 

でも、気づきのおかげで、

日に日に軽くなっているから、やっぱり抜けてるのかもとも思います。

 

色々と掘り下がってきたこととして、

ここ数年の自分のテーマは「受け取ること」らしい。

 

「ください」

ということが、どうもわたしには「とても難しいこと」らしいので

がんばりたいと思っています。

 

くださいにも色々ありますがね。

本当に必要なものを「ください」と言うのが非常に難しい。

 

がんばれー自分ー!