自分が子供だった頃、自分をとりまく狭い世界の中で、いろんな物差しを使って大人がいろんなことをいう。
自分の周りと比べて自分を判断する。
人に言われたこと、自分で思ったこと、自分で感じたこと。
そうやって自分がどのくらいの出来で生きているのか、勝手に測っていくものみたいですが、大人になっても、どうもその物差しがそのまんまという事が多いなと思います。
小学生の時に得意だと思っていたことは、中高生くらいでそうでもないかも、と気づくこともあれば、そのまま得意だと思って過ごすこともある。
大人になって、しばらくやらなくて、また向き合ったら、あら、本当はあたし、これが苦手ジャンということもある。
そういって事実を受けとめるコトは、とても大事なことなんだなぁと思ったりします。
自転車みたいに、一回乗れたら、ずっと乗れるということもあるけど
実はできないのに、できてる風だったことってすごくあるような気がします。
昔の自分は人が言うところでは「賢かった」らしいですが、今は全然「賢くない」ので、自分って出来が悪いなーと思いながら、それはそれで嬉しくて、じゃあイチから色々学ぼうじゃないか。
と楽しみになっています。
いつか、わかるようになるのかな、と思っていたことは、あいかわらず、いつまで経ってもわかるようにならないので、多分わかる日は来ないだろうから、
このまま学んで行って、ずっと変化し続けられたらいいなと思います。