STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

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たべもののこと

仕事柄、【食事】について訊かれることがよくあります。

そんなとき、「がっつりベジタリアンです!」とか、「食事の時間とかバランスとか気を使っています!」とか、かっこよく言いたいのですが、ざんね〜んながら、そんなに自慢出来る食生活ではございません。

食べる時間もわりかしバラバラですし、内容もその時によって全然違うし。
ただ、いつも言ってますが、からだの言うことに耳を傾けてはおります。
からだに素直になっていると、結局『旬のもの』を欲したりしますので。
あと、たべものにエネルギーをくれた地球をはじめ、関わってくれた皆さま。大切に育てたり、調理してくれた皆さまへの感謝のこころは忘れておりません。

それくらいです。

だから、もちろん食べ過ぎたぜ〜ぃとなる日とか、甘いものづくしになっちゃったなとか、カレーばっかり食べたな、とか、そんなことはありますよ。

でも、食べた後に後悔しなくなったので(ここが大切かもしれませんね)、2〜3日とか、1週間くらいで体調は戻ったりします。


おっきな口をたたかせていただくと、自分に必要な食べ物なんて、その人にしかわからないものなんじゃないかと思います。
体力、生活習慣、どのくらい動いているとか、好き嫌いとか、体質とか、その人によって異なるので、おんなじってことは家族でもありえないと思いますので。



こっから先は、あくまでも、わたし個人のたべものにまつわる話を書いてみます。
なんらかのヒントにでもなれば幸いです。

わたしは母のお腹にいるころから、なんでも食べたがったそうですが、基本的に母が健康食品のお店で調味料とかそろえていたので、玄米食べていたり、お菓子はそばぼうろとか、お手製むしパンとか、からだにはいい感じだったみたいですが、小学生の途中くらいから、からだっていうより、目で食べちゃうみたいな感じになって、食べ過ぎで口の周りが荒れてお腹を壊す。そんな子供時代を過ごしました。

中学生の頃には、例に漏れず太り出すのですが、バレエの先生に太ることを指摘されてしまい、ごはんを食べずにおかずばっかり食べてみた時期とか、おやつのようなものでごはんとしていた時期とか、からだにとって大切な10代にからだを痛めつけてしまったので、わたしのからだは軟弱になってしまっていました。

その後20代に突入しても、太るというコンプレックスくんが巣くっていたので、体力もあがらず食べるって疲れる行為だな〜とか思っていたころもあります。
まぁ今とは比べ物にならないくらい弱ってましたね。


結婚してから、旦那の影響もあり、こどものころ食べていた玄米を主食にするようになって、だんだんと、『お米』をからだが必要としてくれるようになりました。

それから、ここ何年かで、からだの声を聴きつづけてきた結果、自分の食べ方のクセを発見しました。

たとえば、『甘いものを欲しているときは、忙しくしたり、人にばっかり目を向けて自分を大切にしていないことが多い。』とか、『からだがあったまっていて、こころも充実していると、ちゃんとしたごはんを食べたくなる』とかです。

なんでおかしを食べるのか。
まぁお砂糖が常習性をもっているとかいろいろありますが、なんらかストレスを抱えていたりするってのが、正直なところじゃないでしょうか。

何か我慢しているところがある。
だから他で解消しようとする。

そんな自分のこころの動きを第三者目線で観察してきて、だんだんからだの軸が整い、丈夫になり、こころも充実してくるに従って、欲するものが変わってくることを発見、というか、体感することになりました。


で、現在に至ります。

まだまだからだの筋力が上がりきれていない箇所もありますが、だいぶ健康になりました。


なので、皆さまにえらそうにアドバイス出来ることがあるとすれば、やはり
『からだの軸をとりましょう。』ってことですかね。


からだがぶれなくなると、だんだんと、本当の意味でからだもこころも喜ぶものを摂取したくなると思います。


なんせわたしも日々進化中です。現在進行中です。だからこうだよ〜って言い切れません。

頭よりもからだに目を向けて、欲するものをおいしくいただきましょう♫
お菓子やケーキだって、こころをほっこりさせてくれるすばらしいエネルギーであることに変わりありませんからね。

いろいろ試して、自分に合う食べ方を探していただければと思います。