からだが変わるには時間がかかります。
コップに一滴一滴注いでいくような作業の繰り返しで変化が進みます。
一気に変化したものは戻るのも早い。ザッと注ぐと勢いがありすぎてこぼれて漏れてしまいます。
ゆっくりと変貌を遂げたものはなかなか戻らない。ゆらがないのでこぼれる心配もないということでしょうか。
なので、いろいろと焦ってみたり、期待してみたり、やれるだけやりたい!と意気込んだりしますが、のんびりと休息をとることも忘れずに。
まるで自分に言い聞かせているようにも感じますが、最近、やりすぎてからだを痛めたりしている方がいらっしゃるのでご忠告までに。
わたし自身がせっかちなので、気持ちはおおいにわかります。
やりすぎてねじれている筋肉がアザになったり、そんなことをしょっちゅう繰り返してました。
筋肉が修復するのに時間かかりますから、やりすぎないで欲しいなとこころから思います。
特に、効き目のあるエクササイズは「効いてる〜☆」という感覚があるので、うれしいし、たくさんやりたくなっちゃいますが、短期間でやるよりも長期間で考えていただいた方が、最終的にはからだにとっていい流れになります。
地味〜に地道に向き合ってください。
ほんとに期待している間はかわらないことが多いけど、忘れた頃にグッとくるほど変わってきたりしますので。
コップに注ぎつづけたお水が頂点までいくと、一気に溢れるような、そんな感じで変化がきます。
だからこそ、たのしくて愛おしいとおもうからだです。
死ぬまで付き合うからだです。
細く長くといいますか、ずーっとおつきあいするためには熱く関わり過ぎない、程よい距離の取り方ってもんがあるかもしれませんね。