STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

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見る眼が変わる

以前、自分の中から「コンプレックスがなくなった」とブログで書きましたが、
『自分を見る眼』が変わると『周りを見る眼』も変わってきていることに気がつきました。

踊りをはじめていつ頃からか分かりませんが、ダンサーを見るとき、自分の好みというか、いわゆる「好き嫌い」がはっきりしていて、プロの方にも関わらず「う〜む、これでキレイなのかな…」なんてよく思っていたのです。
…が、いま考えると、自分の中のこだわりとか、自分のコンプレックスとかがそのように思わせていたのだと思います。

バレエにしてもコンテンポラリーダンスにしても、もちろんその他のジャンルの踊りにしても、いろんな国の方が踊るので、肉体そのものにしても、表現力にしても、賞賛される形がちがいます。

やはり純日本人として育ってしまったわたしとしては、なかなか受け入れにくい姿形もあるし、その表現はやりすぎでしょって思ったりするんですが、おかげさまで、自分のこだわりがとれていくと同時に、いろんな方の個性も以前よりは受け入れられるようになってきました。


それもこれも、おそらくは世の中の流れやダンスの質とかが変わったわけではなくて、『わたし自身が変わったから』なんだと気がつきました。


からだラボクラスにしても、岩盤のクラスにしても、時間をかけてだんだんと自分のからだというものに向き合うことで、必ず自分の“こころ”というものを見なければいけない時期がやってきます。

それは、最終的にからだのトラウマを取ることにつながるのですが(からだの中にしみこんでいる悲しみや怒りなどの感情が、実は筋肉のコリをつくってしまったりとかしていることがあるんですよ)からだとこころの関係というのは、毎回想像を超えたところでいろいろなことに気がつかせてくれます。

だから、たのしくてやめられない。かっぱえびせんみたいですね〜。やめられない、とまらない〜♪


そうしながら、だんだんみなさんのこころもからだも軽くなり、スッキリして、ますますキラキラになってくれればと思います。