STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

STUDIO RTISAN公式HP → https://www.studioartisan.jp

頭の脳みそ VS お腹の脳みそ

一般的に『脳』と言ったら「頭脳」のことですが、実はお腹にも『脳』はあるんですね。

『お腹の脳みそ』は「腸」のことですね。
「腸」は9メートルくらいあるそうです。ひだひだがあったりうねうねしてたりよーくみたら頭の中の脳みそと似ていると思います。

『お腹の脳』は感情を司っているらしいです。感情を吸収してくれるところ。
で、いろいろ決断するところです。

一昔前の日本人はこの『お腹の脳』をすごく使っていたと思います。
「ハラがすわる」ってやつですね。

で、現代は「頭脳」メインだからこんな感じのストレス社会ですね。
頭の脳みそを満足させようとすると、からだは締まります。圧迫されます。苦しくなります。
圧迫されるとからだは困るから沢山食べてどうにか圧迫を防ごうとするようです。

「ブレイン様が満足したいとおおせなんだから我慢しなさい」とでも言われているような、からだが支配されてしまいます。


わたしは最近「頭脳」をお休みさせることを日課にしています。
それはまずは『目』からの情報をあまり明確にしすぎないことと、「わからんでよろしい」とからだに言い聞かせること。
「見ようとしない」「わかろうとしない」でよいということです。


『お腹の脳みそ』の言うことを聞くようにするとからだはものすごく楽になります。
ただ、「頭の脳みそ」にしょっちゅう「チッ」って舌打ちされている感じもあります。
「理解しないとついていけないぞ」とか「人にバカにされるぞ」とか「そんなんで講師が勤まるのか」とかそういうことを頭はグチグチいいます。
タチの悪い上司みたいな感じです。
うまくつきあえば、とてもよい執事みたいになるとおもいますが、『頭脳』ははっきりいって好きじゃありません。


「理解しなくてよいこと」は人生に沢山あるのです。
ちゃんというと「人間では理解出来ないこと」は沢山たくさんたーくさんありますでしょう。
それを「頭脳」に満足させるために思考し続けるのは大変無駄な作業です。
エネルギー浪費です。無駄遣いです。資源のムダなんです。


だから『お腹の脳みそ』に大活躍してもらえるように、ただいま移行期間中です。
これでますますからだが元気になるんじゃなかろうかと思っています。


これをレッスンで巧く伝えたいと以前はおもっていましたが、伝えられないかもしれません。
でも、それもよかろーです。
いつか、勝手に伝わるときが来るでしょうから。

『腹脳』で生きていくぞー!おー!