不思議なもんですが
人間は反応してしまうキーワードがありますね。
日本史には全く興味のないわたしですが、
世界史は昔から好きで
色々と一発で覚えられる単語や地名が多いのです。
エカテリーナⅡ世とか
チグリス・ユーフラテス川とか。
理由はないけど何年経っても忘れません。
もちろん
興味のない地名や名前は覚えたとしても
どんどん忘れていきますがね。
それで「十字軍」なんですが
存在を知ったときから
何だかなんとも言えない感じを受けます。
今自宅で観ているバレエが
［ライモンダ］というバレエなんですが
中世のフランスが舞台でして
遠征に行っていた婚約者が還ってきて・・・
というお話なんですが
その遠征が十字軍だそうで。
お衣裳の胸のところに十字の刺繍が
バッチリほどこされています。
あー十字軍かーと
久しぶりに思い出しました。
前世を見るのが得意な知り合いに聞いたら
中世ヨーロッパで弟が若くして戦争に行って
亡くなったと言われたことがありましたが
その時、おそらく弟は十字軍に行ったんだろうなー
と想像しています。
とっても寂しくて悲しかったと言われ
その感情はどうしたことか、自分でも覚えてました。
８歳だか１０歳だかで戦争で亡くなるってねー。
姉(だったはず)としてはいたたまれない想いだったようです。
それでどうも十字軍というのに反応しているらしく。
そういう
何だか消化できなかった人生の想いって
次の人生にも残るらしいという
厄介な代物を持って生まれてくるのが人間ですが
わたしもそういうシロモノを持って生まれたようです。
でも、その弟だったらしい人と
今回の人生で再会してるんですよね。
で、数年関わっているうちに
どーもその消化できなかった想いが
消化できつつあるらしく
十字軍があまり「感傷的な対象」じゃなくなってました。
前世が正確に合っているかどうかは分かりませんが
今の自分の中に、消化不良のものがなくなることは
生きやすくて楽しいなと思います。
しばらく前世とかあまり見てもらったりしてませんが
久しぶりにヒプノセラピーでも受けてみようかなー
なんて思うております。
