時は2008年にさかのぼります。
旦那が横浜の元町で個展を開いた際、そこに立ち寄って下さったお客さんの中に、わたしたちと「波動スピーカー」とを結びつけて下さることとなる男性の姿がありました。
男性は、旦那の絵を気に入って下さって、肖像画をご依頼くださることに。
旦那が何度か肖像画の打ち合わせに足を運んだ場所は、その男性が経営する治療院でした。
わたしもお邪魔したことがありますが、その治療院に「波動スピーカー」がありました。
そのように「波動スピーカー」と出会った頃。
旦那の絵の恩師が他界し、その恩師が経営していた「肖像画」のお店を、旦那が引き継ぐという話が持ち上がっていました。
わたしら夫婦はお店をやろうなんて、そんなこと微塵も考えたこともありませんでしたが、なんとか引き継いでやってみたいねという話になり、なんと波動スピーカーをお持ちの治療院の男性が、その引き継ぎに必要な、ある程度まとまった運転資金を工面して下さることになりました。
そして、資金の目処が立ち、いよいよお店を開店しようという頃。
治療院の男性に『いつか、このスピーカー(波動スピーカー)を買いたいと思っているんですよ。』と、何気なく、ただの本心を口にした旦那に『じゃあ、持って行きませんか?』とその治療院にあった「波動スピーカー」をそのまんま1台プレゼントして下さったのです。
旦那からの電話で、最寄り駅の改札まで『スピーカーが入るくらいのおっきな袋を持ってきて』とお願いされて、よくわからないままにIKEAの袋もって迎えに行ってみたところ、スピーカーをそのまままるごと腕に抱えて改札に現れた旦那の姿を今でもよく覚えています。
こうして、まさかまさか『初めて会った波動スピーカー』が我が家へやってきたのです。
今では、これから運営することになるお店で「波動スピーカー」を使いたいと言っていた旦那への「開店祝い」だったのかもしれないなと思っています。
ちなみに、いただいたスピーカーのメンテナンスをお願いしようとエムズシステムへ持っていったところ、社長さん曰く、最初に販売した100台の中の1台だそうです。
まさかのレアものをいただいてしまったこととなりますね。
波動スピーカーから流れる音に惚れてしまったわたしら夫婦は、「波動スピーカー」を開発されたエムズシステムの本社の試聴ルームにお邪魔して、持参したDVDを試聴させていただいたりしながら、だんだんと「波動スピーカー」のファンになっていったのです。ちなみに、いまわたしが使っている「スケルトン」という持ち運び可能なスピーカーが販売されたときは、やっと自分のレッスンで使える!と喜び勇んで買いに行きました。
そんなわけで『波動スピーカーとの出会い』には、こんなストーリーが隠されておりますので、わたしの波動スピーカーへの想いはどうしても強くなってしまうんですね。
こちらがいただいた「波動スピーカー」。旦那と一緒にやっていた肖像画のお店にての一枚。
こちらがお気に入り「スケルトン」ちゃん。
人生は、おもいもよらないことが起こるもんだなと、実感したストーリーのひとつであります。