興味がなくても覚えなくてはいけないと思い込ませて
無理やりお勉強し(させられ)てきたようなことで
大人になって覚えてなくても良い状況になったら
まるで覚えられなくなったことがいくつかある。
廊下の電気の２つのスイッチのうち
上のスイッチが玄関のスイッチなのか、
下のスイッチが玄関のスイッチなのか、
４年経っても覚えられない。
実はみんな、結構そうだと思うんだけど。
子供の頃はそういうことを絶対間違えない子だった。
褒められたいし、ばかにされたくなかったから。
アルミホイルの裏と表に差があって、
何かを焼くとき裏がいいというのを昨年あたりに初めて知って、
でも覚えられないから
キラキラしている方なのか
そうじゃない方なのか
毎回旦那に確認してしまう。
間違っても痛くもかゆくもないから覚えない。
海外ドラマを見ていて
日本人じゃない俳優さんの顔は区別がつくし
あの映画に出ていた人だ！と分かるのに
日本の俳優さんは区別がつかないし
名前も覚えられない。
わたしは異国の方に興味があるのだろうか？と自分で思う。
でも名前は覚えられないから、興味があるのは“お顔のみ”みたいだ。
バレエのステップでも
今のところ教えなくてもいい名前がややこしいステップは放置しがち。
２、３個だけど。
フランス語は似ていてややこしいし
今のところ困っていないから、見返したところで覚えない。
あと、正直、名前はどうでもいいじゃんと思っている気がする。
使い方や、方向性はすごーーーーく大事だけれど、
名前にとらわれて左脳を働かせて形だけ真似したって
からだは動いてくれないから。
でも、共有するためにはどうしたって大事。
万国共通のステップ名だから世界中どこへ行っても同じように踊れるわけで。
でも、ステップの名前にどうしてものめりこめない自分がいる。
どうにかならないかしらと思いながら早１０年くらい経つから無理かもしれないけど
しかしながら「その時」が来たら、絶対覚えられると思う。
自分の教える情熱を考えると
「その時」だけは完璧に言えるようになって
また忘れる気がする。
興味があることとないことで
こんなにも脳の作用が違うなんて
子供たちに教えてあげたい。
興味があるものと、やらなきゃいけないってなったことは
絶対覚えるから大丈夫だよ。と。
今のところ、見栄を張ることにも飽きて
いろんなことを覚えてなくても、何も困らないから
このまま生きていく予定です。
