STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

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正座

日本人の生活様式で取り入れられてきた正座。
いつからそういう様式なのかはわかりませんが『ハラを据える』には最適な座り方だと思います。

誰に指示されることなく自然と正座して落ち着いて座っている子どもとかたまにみかけます。自分にとってこころ落ち着くからだのあり方を知っているんだなと思います。

近年では脚が太くなるとか、脚が短くなるとかいわれてあまり好ましく思われていない『正座』ですが、わたしの個人的な感想では、日本人の腰をしっかりと支えてくれる、日本人に合った座り方だなと思います。

西洋人のからだの方が大きいし、立体的だしなんとなく西洋の方が「イケてる」風に思われがちですが、決して日本人のからだが劣っているわけでもありませんし、小さいからって劣等感をもつ必要もないと、こころから思います。

ただ、向き不向きの動き方とかはありますよ。スポーツとかダンスとか。
そのからだに合った動き方っていうのがあると思いますので。

モデルさんが正座をしないで育ったからといって、こどもが自ら在り方として選んだ正座を「あしが太くなるからやめなさーい」と直さないで欲しいなと思っている次第です。


最近はレッスンを受けてから「正座が出来るようになった」とか、「和式のトイレに入れるようになった」とか、ご報告を受けることが多くなりました。

いくら生活様式が西洋式になったとしても、お寺とか諸々の場所ではやはり正座がでてきますし、きってもきれない座り方だと思います。

ぜひ、忌み嫌わずに、正座でからだを整える習慣を取り入れていただきたいと思います。

わたしは椅子に座ってのご飯の時も正座してたりとかします。
いっぱい歩いて疲れたときとか、カフェに入って正座してからだを整えたりします。

もう少し脚が長ければ、正座しても脚は短くなったりしないです!って声を高らかに言えるのになぁ〜と思ってます。