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「19歳のあきちゃん」と「Little mitiko」

少し前のことですが、たまたまつけたテレビで、八代亜紀さんがニューヨークのBLUE NOTEでライブをされた時のドキュメンタリー番組をやっていました。

その番組を観て、印象に残った言葉があります。
それは、八代さんが何度も何度も口にした「19歳のあきちゃんがね」というフレーズ。

19歳で熊本から上京してきた「あきちゃん」が、いろいろな行程を経て演歌歌手としての現在の八代さんを形づくり、その「19歳のあきちゃん」の夢を年齢を重ねた後の八代さんが叶えているというお話。

うれしそうにそのお話をする八代さんの中には、キラキラした「19歳のあきちゃん」が確かに居るなーと想いました。


その「19歳のあきちゃん」っていうフレーズがずーっと自分の中で、何かを刺激しつづけていたのです。
自分はどういう想いを持ってバレエをはじめたんだっけかな、とか、ちっちゃいころ何考えてたっけかなというように、自分の内側を探ることになりました。

小さい頃の記憶は残念ながらほとんどないのですが、バレエをはじめるきっかけになった場面とか、断片的に覚えている場面はいくつかあって、その時の自分の感情というものに、初めて目を向けてみています。

そのおかげもあり、俗にいう “ インナーチャイルド ” って言われる小さい頃の自分の想いが、フツフツと溢れかえってきております。
特にバレエに関しては、すさまじいほどに自分の感情に【フタ】をしてきているらしく(前から気がついてはいましたが)しょうがないからこのタイミングでちゃんと向き合ってみています。


そんなわけでわたしの中のわたしのことは「Little mitiko」と名付けて、今仲良くしてみてます。
「Little mitiko」ちゃんだったら何を考えるだろうか、とか、本当はどうしたかったんだろうか、とかね。

新しい自分になりたいと、強く想ったら、過去のちびっこの自分と向き合うことになりました。
確かに、ここを解消することで、自分が生まれ変わるんだもんな〜と納得しながら、時に混乱しながら楽しく生活しています。