STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

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ONLY CAN GOD JUDGE ME

先日電車の向かいの席に座っていた男の子のニット帽に書かれていた言葉です。


『ONLY CAN GOD JUDGE ME』


しばしじーっと読んでしまったのですが、読んでから「なるほどね」と納得。

ちょうどからだのことについても「自分で勝手に評価しないでくださいね」とレッスンで言ったりしてたので、シンクロしてるもんだな、と、納得したのでした。


現代の医学を批判することはわたしはすきではありません。
ただ “ からだのほんのちょっとした一面 ” だけを見てすべてを分かっているかのように扱ってしまう姿勢については、あまり好ましいとは言い切れないわたしがいます。

ほんとのからだの素晴らしさを知っている神様がいるとすると、今現在人間がわかっていることなんて、1%くらいなんじゃないかな、と想像で思ったりします。


からだは、おもいもよらない方法でわたしたちにいろいろなことを教えてくれます。
『まさか!そんなことってあるの!?』と人間の思考で判断出来ないことをいろいろやらかしてくれます。
それを “ 奇跡 ” と呼ぶか、 “ 悲劇 ” と呼ぶかはその時々で異なるかと思いますが、後から考えるとだいたい必要なことだったんだなとわかることが多いかと思います。

かくいうわたし自身も、それはそれはからだのことをたくさんジャッジしまくって生きてきました。
【からだの仕組み】は大好きですが、【自分のからだ】は好きではなかったので「こんなことも出来ないのかい!またこんなところ弱って!そんなんでどうするわけ!」と、いじめ抜いてきてしまいました。
「悪いことしたなー」と、いまは労いの日々です。

なので、からだをジャッジしていじめてみてもいいことがないことは、既に体感済みです。だから、からだをどうやって喜ばそうかと、いろいろ考えては皆さまにお伝えしているわけですね。

もちろん、からだのことが全部分かる訳ではありません。
ただ、話しかけ続けると、そっと、こころを開いてくれるようになるんですね。
それで、だんだん、仲良くさせてもらえるようになりました。
ちょっとずつしか教えてくれませんが、からだに耳を傾け続けると、その時必要なことや、新しい仕組みを教えてくれるようになるなーと思います。

そんな風に、からだと話を続けていたら、からだから『ジャッジしないでちょー』という申し出をいただいたので、「わかった!ジャッジするのはやめるね」と、そういう関係になってきました。


はっきりいって、難しいです。ジャッジしないって。必ず思考が働きますから。
でも、『からだにゆだねる』も、悪いもんじゃないですよ。慣れてくると。
たまにまたいじめちゃって「あ…またやっちった…」てことももちろんありますが。

皆さまも、すこーしづつすこーしづつ、からだにゆだねて、ジャッジせずに、お任せしてみてくださいね。