「同じレッスンを同じ時間受けていて、人によってからだの変化のスピードに差がでるのはなんでだろうか?」
という疑問がひとつわたしの中にあります。
答えはきっとないので、あまり深く考えすぎることはありません。
ただ、自分の頭の中の『疑問部屋』にストックしておきつつ、保留状態にしておくと、突然答えが浮かんだりします。
先日、ふと、その疑問の答えに近いものがわたしの頭に浮かびました。
レッスンに来た時間のみ、足をさわったりストレッチしたり、呼吸に向き合う方がいます。
レッスンで同じことやっても動きを全く覚えてくれなくて、毎回ある意味はじめてな状態で受けているように見受けられるんですが、この2年ですさまじくからだが変わってしまいました。
レッスンに来たときだけからだに向き合うので、もちろん家で足ほぐしたりしないんだそうです。
レッスン中も、一見すると、一生懸命向き合っているようにも見えないのですが(あくまでも見た目の話です)、確実に着実に変化してしまいました。
その理由は、わたしのヒラメキによる推測だと『分析していないから』だと思います。
この動きは効きそうだとか、自分には向かないとか、この筋肉に働いているとか、たぶんなーんにも考えてないんですね。
『疑っていない』わけです。
疑いのない、素直なこころのみで、からだに向き合ってくれるから、想像以上にスムーズに細胞が入れ替わって、勝手にからだの方が変わっちゃったと、そういう仕組みだと思います。
一応ご本人に聞いてみたことがありますが、返ってきた答えは『信じてます』という素敵なお言葉でした。
わたしはからだのことを考えるのが大好きなので、分析ばっかりしてきたわけですが、最近は分析はやめてみてます。
ヒラメキと、からだの感覚とを連動して、呼吸のみに集中すると、勝手につながって答えがやってくるように思うので、頭でっかちは卒業とおもってます。
難しいけど、慣れると、こちらの方が数倍たのしいし、なんか新しくてたのしい気がします。
しかーし、わたしも皆さま同様からだの変化はまだまだ続いておりますので、いろいろあります。
これからも日々からだががんばることに変わりはありません。
でも頭の方は休む時間を増やそうとおもってます。