ここ数ヶ月【手】に注目してレッスンしてます。
わたしの中では、数十年の間、なかなか分かることの出来なかったのが【手】です。
どんな踊りもそうだと思うのですが、最終的には腕の美しさ、腕をどのように動かせるかが表現力の幅をわけるんじゃないかなと思ってます。
腕の使い方次第で、異空間を創りだせるということですね。
腕の動きを見て「はぁ〜なんて美しいんだろ〜」とため息でちゃうこともあれば、「どうやって動かしているんだぁ−！」と、気になってマネしたくなってしまうことがたくさんあるわけです。もちろん逆のこともあるわけですが。
ってなわけで、表現者にとっても、すばらしく大事な手ではありますが、生きていく上で、大変重要な働きを担っているのもこのおててなんじゃないかなと思います。
土台である【あし】がある程度強くなってきたので、これからまだまだ【手】に着目したいとおもいます。
わたし自身、皆さんと一緒に手をほぐせばほぐすほど、使えば使うほど、いろんなことが繋がって、わかってきてます。
むかしに受けたワークショップで教えてもらったエクササイズの意味とか、１０年、１５年経ってやっとわかって、知識とからだがちゃーんと繋がってきたりしてます。
人間ってのは、何かを継続してるとちゃんと答えがきたりするから、がんばることをやめなくてよかったなって思えるんですよね。答えが来るのはだいぶ後だったりしますけど。
１０年、１５年後にこんな風に答えをいただけるとは、わたしも驚き〜♪で嬉しいです。
今年いっぱいは【手】を使い込むことは大方決まりだなと、自分的におもいます。
【手】をちゃーんとほぐせると、からだは確実にあったかくなるんで、冬はほんとにオススメです。
