昔のわたしを思い返すと、からだとこころの研究をしようと思っていたわけではないのです。
バレエが思うように上手にならないから、上手い人と自分の何が違うのだろうかと、人と自分を観察し始めました。
そして、からだのことを知りたくて、からだのしくみを勉強しながら、からだの感覚を研ぎ澄ます努力をしました。
努力をした結果、
からだの感覚はものすごく研ぎ澄まされたけど、このからだは全然心地よくないぞ。
どうしてかしら?と。新たな疑問が浮かんでしまいました。
どうもこころを見ずにからだだけで何かが完結することはないみたいだなということでこころの動きや感情の部分を観察することになりました。
今は、そうして自分の感情を観察することにだいぶ慣れて
「何事も一人で頑張って解決しようとしすぎる」という傾向性が強いことを認識しています。
一人でがんばろうとする自分が登場すると、
せっぱつまって、イライラして、自分に怒っているのに、まるで人に怒っているかのように、他の人に不快な思いをさせる。というルーーーーープが始まります。
自分の中に怒りがうまれると[お腹の中が重くなる]という発見をしました。
あ。この感覚は怒っておる。
と、自分で認識できるようになりました。
だもんで、お腹の感覚が変に重くなったときは
何かを背負おうとしてイライラしているときなので、
「あーなんか人に相談できることがあるんだなー」と、思考を巡らせるようにしています。
人に相談して、本音でやり取りできるって、こんなにスッキリするものなんだなとすごく実感しています。
人と一緒にがんばるって
いいもんですね。