STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

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卒業

レッスンに参加されている方にはすでにお話をさせていただいていますが、6月末で鎌倉HAMMAMの岩盤のレッスンを卒業させていただくことになりました。

わたし自身の感覚としては、なんだか小学校の卒業みたいなだと、勝手に感じています。
卒業してしまったら、同じ校舎、同じ学び舎では、もう一緒に勉強することはないけど、中学校は一緒かもしれないし、もう会わなくなるかもしれないし、でもどこかでまた再会するかもしれない。
でも、なんだか、同郷の友というのは、いつの時代も、勇気を与えてくれる存在であるような気がします。
なんとも言えませんが、そんな感覚を味わいつつ、このところのレッスンを行っています。


ハマムのレッスンを担当して、丸5年です。
初日に会った方々が、今も通ってくれていたりします。
もちろん、途中から出会った方々も、通ってくれています。
通うことが決められている義務教育の小学校時代とは違って、大人たちが、自分の意思で集まって、数ヶ月にしろ、5年にしろ、共に過ごす時間が存在していたっていう事実がすごいなって、正直おもいます。
なにか縁があるんだなって、感じています。

わたし自身、いつ終わりが来るかなんて、考えたことはあまりありません。
でも、レッスンをすればするほど、いろんな人に会えば会うほど、そして、レッスンに通ってくださる皆さんが変われば変わるほど、自分の夢も、自分の内側で、だんだんと大きな希望と変化していくのを感じていました。

そして、わたしだけではなく「みなさんも新しい扉を開く時期が来たんだ」と、そう感じたことが、今回の卒業を決めた大きな理由です。


個人的には、ハマムでは1000本ノックをしたと思っています。
からだが本当にキツかった時期もあります。
倒れるまでやり通した。そうおもいます。

そして、いろんなからだの人と会いました。
いろんな勉強をさせてもらいました。
自分の弱さも、不甲斐なさも、そして、自分の良いところも、気づかせてもらいました。


自分の中では、何かが終わるわけではないんですが、皆さんにとっては、大きな変化かもしれません。
でも、自分で言うのもなんですが『土台は創った』と、おもいます。

みなさんのからだとこころの基礎工事はバッチリ行われていると、思っています。
ここから、どんな建物を建てていくかは、みなさん自身です。
ここから、どんなお花が咲くかは、みなさん自身のこれからにかかっているとおもいます。

自分のからだを信じて、いろんなことにチャレンジしていただき、人から見たら失敗と言われようがどうだろうが、自分にしかできない体験、経験というなににも変えがたい宝物として、大切に扱っていただきたいなと、勝手に、思ってます。

ここからの人生の中で、ちょっとでも「ミチコ学校に行ってた甲斐があったな」と、思っていただけることがあれば、先生冥利に尽きます。

が。
きっと、それは、わたしのわかる範囲ではないんだとおもいますので、感謝の気持ちとともに、今までとなにも変わらず、レッスンさせていただきたいと、おもいます。