STUDIO ARTISAN からだとこころのいろいろ

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プレッシャ〜

みなさんプレッシャーを感じることはありますか?

わたしは自分で創りあげたすさまじく大きなプレッシャーを自分に課して、結果、自爆するタイプでした。

いま考えるとほんと苦しかったなって思います。
常に誰かと比較しては自分の足りないところを探して自分の中だけでやっぱりだめなんだ…。と勝手に撃沈してましたからね。
プレッシャーくんのおかげで緊張するわ筋肉は硬直するわで当時はいいことなかったかもなーと思いますが、ま、皆さんのからだの緊張をとるという仕事に繋がっているので、何事もムダではないと想います。
どうしたって緊張してしまうという気持ちはわかりますしね。


最近、コンプレックスもなくなってきていて、自分が出来ることなんてすごくちっぽけだけど、結果としてはおっきくもなるものだとか思えるようになったからか、以前より責任感やらプレッシャーやらも感じなくなってきました。

その結果、『バレエってそんなに難しいものじゃなかったんだな』って気がついてます。
仕事としてバレエやストレッチを教えていて「なに言ってんの???」って思われるかもしれませんが、わたしの中では実はずっとずっと長い間バレエは“苦手なもの”だったのです。


小さい頃、先生の期待に応えられないとダメだと思ってました。ほんとに。
先生の想い描くmitiko像にあてはまろうと、必死だったのだろうと思います。
だから出来るものも余計に出来ないし、さらに自分を責めるもんだから悪循環でなかなかしんどかったですね。

その後、からだの不調やこころの不調やらで時間をかけながら自分との対話を経て、わたし自身はわたし以上でもわたし以下でもなく、わたしでしかいられないということに気がつき、昔からこれだけは想いつづけてきた『自分にしか出来ない事をやりたい』ということが、出来るようになってきました。


そして、気がついた事が「バレエってそんなに難しくないんだ〜」ということでした。

今は、レッスンにいっても、誰から見られているとか気にしなくなって、ただただ動きに集中するという当たり前のような、でも今までは出来なかったことが出来るようになり、緊張して筋肉が硬直するということもなくなってきました。

なーんていって、まだまだ出来ない事はいっぱいありますがね。
でもしばらく忘れていた「踊ることはたのしいことだよね」ってこころから想えるのですごく満足しております。
たのしみながら、自分を励ましながら自分の踊りも精進していきたいと想います。