若い頃、というのか、昔、といえばいいのか
「すぐにできるようにならないといけない」
「すぐに効果を出さないといけない」
「すぐ理解できないといけない」
そう思い込んで、すごく突っ走ってたなーと、先日、思いました。
人間の肉体というものを観察して
自分という存在と向き合って
だんだん、自分に優しくなれるようになったら
なんか、猶予って与えられているんだなぁと
そんなことを思うようになりました。
そもそも、赤ちゃんが産まれるにも数ヶ月かかるし
赤ちゃんが自立して生きるのに何年もかかるし
いろんなことを学んで覚えて生きるのにも何年もかかるし
肉体が大人と呼ばれるところまで成長しても
こころというのが育つのには何十年もかかかるし
そういう意味では
猶予しかないのかー
とか思います。
自分で選ぶ、選択するという猶予が与えられていて
今回の人生で失敗しても
また次で体験できる
というようなこともあるんだな。
もっとゆっくりじっくり
一個のことに向き合ってても
別にいいのか。
なんだかそんなことを思った次第です。
焦るべからず。
落ち着いて、ゆっくり呼吸をして、暮らしてみたら
安心で楽しいもんですね。